セラピストBLOG
REREセラピスト
原 さやのブログ
2021.12.24
近況報告と今後|なぜ国家資格?
近況報告|週1出勤が目標
こんにちは。実は古株なRERE千葉店の原です。
たま~にしかブログ更新しないので、長めにまとめて書いちゃいます。
2021年の秋頃から、また週1ぐらいで出勤できるようになりました。以前の常連さんを中心に「初めまして」の方からも指名予約をいただけて嬉しいです。ご来店ありがとうございます。
現在、専門学校に行っています。オンデマンド対応の授業は後から見ればいいので、それでちょこちょこREREにも顔を出せるようになりました。
残念ながらオンデマンド対応していない科目はリアルタイムで登校しなければならないので、REREには行けたり行けなかったりします💦
私が出勤でもそうでなくても、常連さん方はいつもREREのホームページをチェックしてくださっているとのことで、お客様のRERE愛には(いい意味で)驚かされます!
たまにキャンペーンをやっていたりもするので、チラチラ見てみると、お得な情報をゲットできるかもしれないですね^-^
原さやの目指すところ|国家資格に向けて
専門学校に行っているのは、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取るためです。
①上手い人
多くのリラクゼーション店やメンズエステ店の経営者さん・経営陣と話していると「とにかく愛想・愛嬌が大事で、手技がうまいかどうかは関係ない」と言われます。実際に手技に自信がなくても、接客で指名をたくさん取っている人は存在します。
けれども私自身がお客様に何を求めているか聞いてみたところ、「うまい人にやってほしい」という声が多くありました。経営者が考えていることと、現場のセラピストが感じることは違うんだな…と思いました。
それで「手技を磨く時間があったら違う努力をしたほうがいい」「そんなやり方じゃ、絶対に稼げないよ」と経営者や研修の先生に怒られつつも、我が強い私は「せっかく会社員を辞めたのだから、とりあえず自分の思うようにやってみたい。駄目だったら途中で方向転換すればいいんだから」と我流を貫くことにしました。
結果、経営者さんが思い描く理想とは違うのかもしれないけれど、それなりに指名もいただいて、セラピスト人生を歩き続けることができています。←応援してくださる原ファンの皆さまのおかげです。ありがとうございます。
ということで「上手くなりたい。上手くなるには、今の環境だけでは不十分だ」と思ったのが1つ目の入学の理由でした。
②医療・治療に携われる人
あはき法|マッサージは治療行為
突然ですが「あはき法(あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律)」というものが存在します。
簡単に言うと国家資格者とそうでない人を分けて、施術者と受け手(お客様・患者様)を守ろうぜって感じですね。
現在の日本では国家資格を持っていない場合は【癒し】を目的としたリラクゼーションセラピストとして働くことができます。
一方、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持っていると【治療】を行うことができます。
実は「マッサージ」というのは、例えばガンの手術の際にリンパ節を切除してリンパ浮腫(病的なむくみ)を起こしている人だったり、脳梗塞の後遺症の筋麻痺の人に対して【治療】のために行う施術を指します。
だから巷にあふれるリラクゼーションサロンでは「オイルトリートメント」「もみほぐし」「ヘッドスパ」「フットケア」等々、「マッサージ」という言い方を避けるよう工夫しています。
法律上【癒し】なのか【治療】なのかを区別しなければならないからですね。
でも法律を知らない経営者さんが【癒し】目的の無資格セラピストを雇っているお店なのに、「アロママッサージ」と看板やHPに書いてしまっているパターンもあります。
リラクゼーション⇔治療
【癒し】も今の世の中にとって非常に重要なので、それをないがしろにするつもりはないのですが、両方できたらいいなと思っています。
私がRERE以外で働いているときに、女性のお客様が指名で来て下さいました。
REREのiPadの「初回注意」ボタンを押しても見られますが、「当店は癒し目的です。治療は行えません」という旨の説明があるかと思います。
そんな風に(法律を知っているサロンでは)事前に説明があり、だからこそお客様が「余計なことを言わないほうがいいかな?」と最低限のリクエスト(「左の首を多めにやってください」とか)のみを伝えて下さいます。
当然、働いている私たちも【癒し】目的のサロンだと言われて所属しているわけですから、健康な方が来ると思っているわけですよね。
そして例の女性は、何回か指名で来て下さった後に「実は最初に指名した頃は、痛みで夜も眠れなかったんです。今は普通に眠れるようになって本当に感謝しています。この首が治ったのは200%原さんのおかげだと思っています」とおっしゃいました。
(ちなみにこの方は首の痛みが強いとおっしゃっていたので、一度病院に行って異常がないか診てもらい、癒し目的のオイルトリートメントを受けても問題ないかを医師に聞いてくることをすすめました。医師からトリートメントを受けていいと言われて来店時、さらにしつこく「当店では治療は行っていません。あくまで癒し目的ですがそれでもよろしいですか?」と了承を得て施術に入りました。)
ちなみに無資格者が「治療できます」って言っちゃうとアウトなのですが、「癒し目的の施術を行います」と説明したうえでお客様が「あれ?癒し目的のサロンに行ったのに、なんだか治っちゃったみたい」と(勝手に)思うのはセーフらしいです。
こういうことがあって、「私は治療にも責任を持てる人になりたいな」と思ったのが2つ目の理由ですね。
健康な人に気持ちよさ・癒しを提供することも素晴らしい仕事だけど、治療の範疇であっても「頑張らせていただきます!」って言えたら、もっと安心を与えることができるかなと思います。(私が治療家だったら、例の女性も「眠れない」と最初から打ち明けられたかもしれません。)
そんなこんなであっちゃこっちゃ手を出すので、いつも忙しい原でした💦
それでは、またお店でお会いしましょう(^_^)/~
読んでくれてありがとう~♡